展覧会 × 音楽
オブジェにかこまれて行われる「二夜の音楽会」

展覧会場で行われるスペシャル・ライブは作品にかこまれた空間で奏でられる音の博物誌。オーディエンスは桟敷や椅子など思い思いの場所で、この音と空間を味わってください。

【第一夜】2.10(日)SIBERIAN NEWSPAPER 【第二夜】2.11(祝)タテタカコ

[時間]20:00開演(19:45開場)
[料金]1,000円(各夜限定100名・整理番号付)
[チケット発売]2008年1月12日(土)
[チケット取扱]電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード278-513)※完売しました。当日券の発売はありません。

[会場・お問合せ]HEP HALL 06-6366-3636
※10日、11日はライブ準備のため展覧会は18:00にCLOSEします。

SIBERIAN NEWSPAPERはヴァイオリンやディジュリジュなども入った、時に激しく時に優しく奏でられるケルトやジプシーの匂いを感じさせる7人組のアコースティックアンサンブル。 今回の展覧会のテーマ音楽も作ってくれましたし、彼らのセカンドアルバムのジャケットを僕が担当することになりました。
そして、タテタカコさんは映画「誰も知らない」の主題歌や「情熱大陸」出演でご存じの方も多いと思いますが、ピアノの弾き語りで剥きだしの切なさを歌い上げる個性派ミュージシャン。 アルバム「イキモノタチ」は僕が作品集を作っているときのヘビーローテイションになっていました。
そんな僕のお気に入りの二組のミュージシャンがそれぞれ100人限定のライブを展覧会の会場内で行ってくれることになりました。どちらも朽ちた博物館の空間にピッタリの音なので、すてきなライブになると思います。
─黒田武志より


SIBERIAN NEWSPAPER

2005年に結成。初年度からMINAMI WHEELを始めとする様々なイベントに出演し話題を呼ぶ。2007年10月末、イギリスで行われた『In The City』に出演。現地メディアに「LIKE ALL OF MUSIC ON EARTH」と評されたそのライブは、BBCにまで噂が伝わり、異例のオンエアとなった。さらに、2007年1月には世界最大の音楽コンベンションフェスティバル「MIDEM2007」に作品を正式出展。7月にはFUJI ROCK FESTIVALʼ07への出演など、留まることを知らず話題を広げ続けている。TPOをわきまえ、時に紳士的に、時にギャングのように変貌を遂げる、SIBERIAN NEWSPAPER のアコースティックアンサンブルは、叙情的なヴァイオリンの旋律を主軸に、複雑に絡まりあって世界を表現する。
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タテタカコ

1978年生まれ。長野県在住。ハードコア・パンクからアヴァンポップまで、あらゆる表現分野を内包し得る新種(あるいは、珍種)のシンガー&ソングライター。ピアノと歌だけを携えて、剥き出しの表現者魂に導かれるまま独立独歩で歌って歩く。どうにも掴みきれない捩じれた感性から特徴的な言葉を紡ぎだし、心象原風景にある懐かしいシンプルなメロディーを、確実に安定した演奏力で奏でられるピアノに織り交ぜながら歌う。単に澄んでいるだけではない毒のある個性的な声と、その場の空気を吸い込んでしまうような強い求心力を発揮するライブ・パフォーマンスが印象的。
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