What's YOUPLAY?

YOUPLAY─これは、ステージに映し出される世界の中で、文字通りあなた自身がキャラクターを演じながら楽しむライブエンターテインメントです。
今年3月にvol.0として実験的に開催した「スペースレンジャーの不思議な惑星」が、この秋、ブラッシュアップして帰ってきます。

前回同様、劇作家のウォーリー木下が全体構成を担当し、大規模なプロジェクションマッピングイベントを多数手掛けている映像会社のタケナカと、モーションセンサーなどの技術で世界の最先端をいく神戸大学塚本研究室の協力のもと、あなたが遊ぶ物語の下地をご用意しています。この物語がどう展開するのかは、あなた次第。インタラクティブな効果、散りばめられた物語のかけら、およそ30分間のスペースレンジャー役。演じることで体験できる新しい遊びをぜひPLAYください。

Message

2013年3月にYOUPLAYのvol.0をして、全ステージを見て、たくさんの発見がありました。一番の驚きは「こんなにみんな演じるのがうまいんだ」ということです。そして同時に「ひとつとして同じ物語がうまれない」ということです。感動のステージもあれば、爆笑のステージも、人間ドラマのステージもあれば、様々でした。何度も目を疑いました。この人たちは役者じゃないんだよね?と。

YOUPLAYの革新的なところは誰でもが「演じることの面白さ」を体験できるところです。

テーマパークのアトラクションのようでもありますし、脱出ゲームのような参加型ゲームのようでもあります。でもそれらと根本的に違うのは、「答えがない」ということです。

キャラクターと場面の設定は決まっていますが、そこで起こる出来事は参加者自身が作り上げていきます。ポイントは役柄になりきって、どれだけ演じられるかです。そして共演者のみんなと一致団結すること。みなさんの行動や言葉によって世界や展開はどんどん変わっていきます。そう考えるとこれは新しいスポーツなのかもしれません。ぜひトライしてみてください。お待ちしています。

ウォーリー木下(演出家/劇作家)

STAFF

作・演出・構成/ウォーリー木下
声の出演/坂口修一、中村真利亜(TAKE IT EASY!)
宣伝美術・WEBデザイン/山口良太(slowcamp)
WEBシステム/谷垣俊行
キャラクター・ロゴデザイン/岡田ゆうや(Cursor)
システムアドバイザー/寺田努(神戸大学)
システムデザイン/磯山直也、出田怜(神戸大学)
映像/吉光清隆
音響/児島塁(Quantum Leap*)
衣裳・小道具/酒井善史(ヨーロッパ企画)
主催/HEP FIVE
企画制作/HEP HALL 株式会社リコモーション
協力/株式会社タケナカ 神戸大学塚本研究室 オリジナルテンポ ヨーロッパ企画 TAKE IT EASY!


ウォーリー木下
1993年、神戸大学在学中に「劇団☆世界一団」を結成。現在は「sunday」(劇団☆世界一団を改称)の代表で、全ての作品の作・演出を担当。sundayは年に一本の新作を製作。関西の注目劇団の一つ。戯曲家・演出家として、外部公演も数多く手がける。特に役者の身体性を重視した演出が特徴。テキストに関しても、戯曲以外のものを使用することが多い。
また、ノンバーバルパフォーマンス集団、「オリジナルテンポ」のプロデュースを行い、エジンバラ演劇祭にて5つ星を獲得。その後、スロベニアや韓国、ドイツなどと国際共同製作を行い、海外からも高い評価を得ている。今回のYOUPLAYには、「オリジナルテンポ」メンバーより、坂口修一、岡田ゆうや、吉光清隆、児島塁が参加している。



坂口修一
1993年関西大学入学時より、同大学の演劇サークル展覧劇場で芝居を始める。1997年5月旗揚げから解散まで劇団「T∀NT RYTHM」の全公演に参加。
長い手、短い足、でかい顔、特徴的な体型を生かし、コミカルな演技を得意とする。
1年間、毎週火曜日たった1人ですべて内容の違う100ステージをこなすなど、そのバイタリティ溢れる役者魂と演技力が評価され、出演依頼があとをたたない。
黄色いレインコートのパフォーマー集団オリジナルテンポのメンバーとして海外にもその活躍の場を広げている。
関西屈指のエンターテナー。



株式会社タケナカ
AUDIO/VISUALのソフト及びハードを基礎とした演出、コンテンツとWEB技術/ICTソリューションの提供によって、リアルとバーチャルの枠を超えた新しい空間演出を創造する映像会社で、今、話題の3Dプロジェクションマッピングも、ならファンタージア2012 / イルミナイト万博2012・太陽の塔 / OSAKA光のルネサンス2012・中之島中央公会堂など、数多く手がけている。



神戸大学塚本研究室
「ウェアラブルの伝道師」ともいわれる情報工学者、塚本昌彦が教授を務める神戸大学 塚本研究室では、コンピュータを常時装着するウェアラブルコンピューティング、超小型のコンピュータをばらまいていつでもどこでもコンピュータの支援を受けるユビキタスコンピューティングを中心に、次世代のコンピュータのあり方をソフトウェア・ハードウェア・インタフェース・応用などさまざまな側面から研究している。
これまでのYOUPLAY



VOL.0 「スペースレンジャーの不思議な冒険」

【日程】2013年3月20日(水・祝)~24日(日)
【会場】HEP HALL

前回参加者のコメント

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