とある未来。
あなたは宇宙で起こった様々なトラブルを解決するスペースレンジャーの若き候補生です。
今日は最終訓練の日。
訓練中に届いた救難信号を受け、あなたたちはいよいよ宇宙へ飛び立ちます。
果たして、そこで待ち受けていることとは…?!

幼い頃からヒーローに憧れていたジョージは、
ドキュメンタリー番組でのスペースレンジャーのレスキューを見て以来、
その一員になることが目標になった。
内にこもりがちだった性格も直し、積極的に人と関わるようになり、クラスでもリーダーになった。
結果、彼はモテるようになり、浮かれてしまった。
今ではスペースレンジャー=よりモテる、という勘違いで生きている。


キャサリンは元グリーンベレー。とにかく荒っぽい性格だった。
しかしとある任務で自分のミスにより友人を亡くしてしまった。
それ以来、彼女の銃の中には常に一発だけ弾丸が込められている。
一回の任務で一発だけ。「余計な引き金は引かない」が彼女のモットー。
ネズミや虫のような床を這う動物が大嫌い。


エリート家系で育ったミック。いわゆるガリ勉タイプだ。
しかし大学受験前に人生で始めて恋に落ちた。
相手はクラスメイト(それはスージーとそっくりの女の子)。
その子を追って宇宙工科大学に入ったものの。彼女にはすでに彼氏がいた!ショック!
「恋なんて勉強の邪魔だね」が彼の口癖だ。
とは言いつつ惚れっぽい。運動は大の苦手だ!


ストイコビッチは小さい頃いじめられっ子だった。
悔しいので体を鍛えまくった。そのせいで筋肉もりもりになり、
なぜかボディビルダーにまでなってしまった。
とにかく筋トレが大好きで暇があればしている。
正義感は強く、困ってる人がいるとついつい助けてしまう「いいやつ」。


小さい頃からとにかく可愛がられて育ったスージー。欲しいものはなんでも手に入った。
特に父親には甘やかされて育った。そのせいでわがままで身勝手な人間になった。
あるとき、父親が病気で倒れてから、看護婦になる決心をする。
案外まじめなところもあるのだ。その父親も元気になり、今度は「宇宙に行きたい」と言い出した。
それを聞いたスージーは「スペースレンジャーになる!」。やる気はあるようだ。


ボビロンは機械少年だった。なんでも分解してその構造を調べないと気が済まない。
ある日、家の車を分解してメチャクチャ怒られる。
それからは組み立てることにも興味を持ち始め、なんと10歳の時に個人でロケットを作ってしまう。
しかし怒りっぽい性格が災いしてか、なかなか芽は出なかった。
趣味の料理は世界のあらゆるレシピを探求してるだけあってめっちゃ美味しい。


小さい頃から動物に囲まれて育ったタカミネさんは動物や昆虫のことはだいたいわかる。
ジャングルの奥地に出かけたときに今までに出会ったことのない蝶を見つけた。
それを追いかけて7日間さまよったほどだ。
そのせいで熱にかかり、それ以来しゃべり方と走り方が変。
いまでも彼女の夢の中にはあの蝶が出てくる。
宇宙にはいまだ発見されていない新種の動物が何万種類といる。
彼女は今もまだあの蝶を追っている。


ガイドロボEP600が誕生したのはもう200年以上も前。宇宙言語を理解できるロボットとして一時は人気だった。
しかし新型のガイドロボが誕生して以来、お払い箱に。
スクラップになる寸前に「スペースレンジャーに合格すれば助かる」という噂を聞いて応募してきた。
とは言っても旧型なのでいちいち情報が古いのも玉にきずだ。
つまらないジョークで人を笑わすガイドとしてオールドファンには愛されている。


救助犬ワンはもともと人に飼われていた犬だ。
しかし家の事情か、ある日突然捨てられた。それからさまよいたどり着いたのがアルプスの麓。
そこで倒れてる老婦人を助けたことから救助犬として働き始めることになる。
もともと上昇志向の強い犬だったので、救助犬界のトップ「スペースレンジャー」になろうと決心。
今でも昔の家の人たちを思い出す(このメンバーの中にその家の人がいるかもしれない)。


火星人は気づいたらここにいた。
ぼんやり覚えているのは、地球行きのロケットにこっそりと乗り込んだところまで。
そのあとは地球人に見つかって、ぼこぼこにされて、
そうだ、そのロケットから逃げ出したんだ。大気圏を越えるときに大やけどして・・。
火星人を助けてくれたのは・・・誰だっけ?思い出せない。
なんで地球を目指してたんだろう?