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劇団ガバメンツ

劇団ガバメンツ

「ハイヤーズ・ハイ」

さよならなのに、これはもうはじめての喜劇。

「コメディしかできません、でもいろんなコメディができます」を掲げ大阪を中心に活動してきた劇団ガバメンツ。シュチュエーションコメディ、ラブコメディ、サスペンスコメディ、スクリューボールコメディ、トラジコメディにコメディコメディ。 仕組みにこだわった、ちょっとドライでシニカルな喜劇を得意とする彼らが、活動拠点引っ越し前に、劇団の代表作を大幅にリライトして上演する大阪での区切りの公演。様々な「別れ」を描きながら、「別れ」を肯定し、すべての人の背中を、押すのではなく見つめます。「さよならだけが人生だけど、さよならだけが人生じゃない」のだと。

とある俳優がこの世を去った。そして、忘れられた。
2度死んだ彼を生き返らせたのは2人の脚本家。1人は男で、1人は女。
落ち込んだ女を励まそうと、男はとっておきの物語を描いた。
そして、男も落ち込んだ。励ましたのは、1人の運転手。
舞台は1台のハイヤーの中。
家路につく、真夜中まで。

正直、再演するくらいなら新作を書いた方が良いと常日頃思っています。そう思いながらこの作品だけは上演を重ねてきました。こうなったら「放浪記」のようにこれから様々な人や媒体で上演され続ける新しい古典を作りたいと思うのです。と言う訳で多くの人に愛された物語の大枠はそのままに、前作「ロイドと」で手応えを掴んだリアリズムを加えて、登場人物も新たに全く新しいハイヤーズ・ハイを作ります。リブート?リ・クリエイション?という感じです。たくさんの「さよなら」を詰め込んだコメディになる予定です。ご期待ください。

作・演出 早川康介

日時
2018年1月12日(金)〜14日(日)
1.12(金)19:30
1.13(土)15:00 / 19:30
1.14(日)12:30 / 17:00
※受付開始は開演60分前、開場は30分前より
料金
一般 前売3,500円 当日3,800円
学生 前売2,500円 当日2,800円
※未就学児童の入場はお断りしています
[当日着順自由席]
キャスト・スタッフ
作・演出/早川康介
音楽・演奏/福島大
出演/近藤貴久 西岡裕子 ひら凌一 賀來正博 浅雛 拓 伊藤えりこ(Aripe) 小池裕之(空晴) 久保田康裕(吉田商店) 是常祐美(シバイシマイ) 佐々木ヤス子 島原夏海(無名劇団) 永津真奈(Aripe/ブルーシャトル) 東野絢香 松尾充駿(よしもと・クリエィティブエージェンシー) 山本禎顕
関連サイト
劇団ガバメンツ
プロフィール

劇団ガバメンツ
2001年、大阪芸術大学芸術計画学科の卒業制作として劇団を結成。シチュエーションコメディばかりがコメディじゃない。ラブコメディ、トラジコメディにコメディコメディ。喜劇はこんなにあったのか。スタイルを固定せず、節操なく、そしてちょっとドライでシニカルな喜劇を。

早川康介(はやかわ こうすけ)/脚本家・演出家
1980年三重県生まれ。大阪芸術大学卒業。2001年「劇団ガバメンツ」を旗揚げ。以降、全作品の作・演出を担当。シニカルな視点で、仕組みにこだわったコメディを得意としている。近年では、「社会」をコメディに昇華させ、新たな境地を見せている。在阪、在京事務所制作の外部作品への提供も多い。
2011年『101人ねえちゃん』でINDEPENDENT 2nd season SELECTIONに選出され全国6都市ツアー公演に参加。2014年には劇団青年座60周年記念公演、Act3D 企画『UNIQUENESS 』の作・演出を手掛ける。2013 年よりグリーンミュージカル『LADYBIRD,LADYBIRD』を手掛け、以降現在まで毎年再演を重ね、キッズミュージカルの登竜門的な作品に育て上げている。

フライヤー
ガバメンツチラシ表 ガバメンツチラシ裏