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桂春蝶

桂春蝶独演会

桂春蝶落語で伝えたい想い。シリーズ4
「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~」

命の意味、ありがたみや温もりを落語で伝える

誰もが生きる今日という一日は、志半ばにして逝かれた全ての方々が生きたかった一日。ひめゆり学徒隊員と看護婦長に纏わる噺を、桂春蝶が心を込めて演じます。

私の「落語で伝えたい想い」シリーズもこれで4作目となります。
一人一人が持つ命の意味、ありがたみや温もりを、落語という表現方法をもって伝えてまいりました。
今回、題材に選ばさせていただいたのは、先の大戦にて20万人余の犠牲を出した沖縄戦。

悲惨極まる状況下の中で、その若き命を散らした、ひめゆり学徒隊員と看護婦長に纏わるお噺をお聴きいただきます。

戦争という、余りにも大きなテーマに挑む本作ですが、わたしの想いといたしましては「命」そのものを考える、そのきっかけの作品になればと願っております。

誰もが生きる今日という一日は、志半ばにして逝かれた全ての方々が生きたかった一日。

「一つ一つのその命には、大きな意味が込められている。」
その想いを、桂春蝶、心を込めて演じます。
皆様是非、大切な人を思いながらこの一席をお聴きくださいませ。

三代目 桂 春蝶

日時
2017年1月20日(金)〜21日(土)
1.20(金)15:00※追加公演 /19:30
1.21(土)14:00 / 18:30
※受付は開演の60分前、開場は30分前より

料金
前売2,500円 当日3,000円 
[全席指定]
キャスト・スタッフ
出演/桂春蝶
プロフィール

桂春蝶(かつら しゅんちょう)
1975年生まれ
実父である二代目桂春蝶の死をきっかけに落語家になることを決意。 翌年、三代目桂春團治に入門。故 桂春蝶三回忌追善興行にて初舞台を踏む。2009年に開催された三代目桂春蝶襲名披露公演は大阪松竹座、京都南座をはじめ全国20 ヶ所で行われ、各地でチケットが完売。2011年12月 東京に拠点を移しテレビ・ラジオ、講演活動にも活動の場を広げ、近年は国内だけでなく、韓国、台湾、ベトナムでの落語会も成功をおさめ、文化の違いを超えて落語の世界を海外に広めている。2014年三代目桂春團治に入門し春菜を名乗ってから20年目を迎え、芸能生活20 周年記念公演として独演会や「桂春蝶の落語で伝えたい想い。」をシリーズ化し、「伝承落語」として新作落語を披露。また、落語の新境地を切り開くため伝統芸能、音楽など多彩なジャンルとのジョイントにも積極的に挑戦して参り、20周年記念公演の締めくくりとして、芸能生活20周年記念特別公演として、2015年大阪フェスティバルホールにて上方落語家として初の独演会を開催。(2700席完売) 2016年には、文豪・谷崎潤一郎の3 人の妻を巡る 私生活と仕事の謎に迫った芝居「天空の恋~ 谷崎と猫と三人の女~」(演出 G2)では谷崎潤一郎役を演じるなど落語のみならず活動の場をひろげている。

フライヤー
桂春蝶チラシ表 桂春蝶チラシ裏