過去のHEP HALLのイベント情報です    

カタルシツフライヤー

カタルシツ

「地下室の手記」

ドストエフスキーの同名小説を大胆に翻案、
2013年に上演された話題作が一人芝居となって再演決定!

「劇団(イキウメ)からはみだしたものを、ときどきやります」、ということでスタートしたカタルシツ。2013年ドストエフキーの 同名小説を大胆に翻案、ふたり芝居として初演され大反響をよんだ「地下室の手記」が、安井順平のひとり芝居として帰ってきます。イキウメ・前川知大(脚本・演出)&安井順平(出演)のタッグによる怪演をご堪能ください。

世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。
世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、終わりのない絶望と戦う元小官吏のモノローグ。
舞台は帝政ロシアから現代日本に。ネットのストリーミング生放送で、カメラに向かって理路整然と罵詈雑言。
コメントにブチ切れるいい大人を、安井順平が 今度は全編ひとりで、実演してみます。

日時
2015年3月13日(金)〜15日(日)
3.13(金)19:00
3.14(土)13:00 / 18:00
3.15(日)13:00 / 18:00
※受付開始は開演60分前、開場は開演30分前
料金
一般 前売3,800円 当日4,000円
中高生2,000円※要学生証・劇団WEBのみでの取扱い
※未就学児のご入場はお断りしています。
[全席指定]
キャスト・スタッフ
原作/ドストエフスキー(光文社古典新訳文庫「地下室の手記」安岡治子訳)
脚本・演出/前川知大
出演/安井順平
プロフィール

前川知大(まえかわ ともひろ)/ イキウメ主宰
劇作家・演出家1974年生まれ。新潟県出身。イキウメを主宰し活動の拠点とする。
2014年は、外部でも蜷川幸雄演出による『太陽2068』や、小川絵梨子演出『暗いところからやってくる』への脚本提供、四代目市川猿之助によるスーパー歌舞伎Ⅱ『空ヲ刻ム者』で初めて歌舞伎の脚本・演出などを手がける。イキウメではオカルティックな題材を好んで取り上げ、日常と隣り合せに現れる異界を描いている。
2013年、「カタルシツ」を開始。第一回公演『地下室の手記』で、第21回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。

安井順平(やすい じゅんぺい)
俳優、芸人。1974年生まれ。東京都出身。お笑いコンビ「アクシャン」を経て、ピン芸人に。2007年のイキウメ『散歩する侵略者』に客演し、主人公の宇宙人・加瀬真治役を演じ俳優としての評価を得る。イキウメの公演出演は以降レギュラー化し、2012年より劇団員として参加。『太陽』(2011年)、『獣の柱』(2013年)、『関数ドミノ』(2014年)など、劇作家・演出家前川知大による劇世界の中核を担う俳優として注目を集める。現在、舞台、映画、ドラマに積極的に挑戦している。カタルシツ『地下室の手記」で、第21回読売演劇大賞優秀演男優賞を受賞。

フライヤー
カタルシツ表 
映像