過去のHEP HALLのイベント情報です    

ゲキバカ「ごんべい」

狸と狐の大化け合戦。江戸の大火が大坂に飛び火!?娯楽スペクタクルの幕が開く。

圧倒的な熱量と男くささで舞台を充たし、「わかりやすいのに奥深い、王道エンタメ芝居」を追求するゲキバカが、代表作をひっさげてHEP HALLに初登場!舞台は、人に化けた狸と狐が化かし合い愛と恨みと欲望で燃え盛る江戸の町。火消しに姿を変えた狸族の王子は一族の敵、狐族を討つことはできるのか?忠臣蔵をモチーフにしたエンターテインメントスペクタクル時代劇!

江戸火消し「き組」の元に、ある日どこからともなく若者が現れる。
名も出自も明かさない。
ついたあだ名は、ごんべい。

このごんべい、実は狸族の王子。
人に姿を変え、自分の親族を皆殺しにした狐族への敵討ちを誓う。
しかしながら狐族の足取りはつかめず、火消しの娘に禁断の恋をしてしまう怠惰な毎日。

一方の狐族。こちらも人の姿を身にまとい、吉良のお屋敷を乗っ取り悪行の限りを尽くす。
人間に恨みを持つ狐族の長、九尾狐は江戸の転覆を狙っているのだ。

相次ぐ江戸での火事。ごんべいはついに狐族を見つけ、
火消しの衆とともに吉良の屋敷に討ち入りをかける。

「夏には雪を降らせましょう。冬には桜を咲かせましょう」

生きるとは何か?人間とは何か?
異形の者、ごんべいが江戸に奇跡を呼び起こす。

【好きなもの50】柿ノ木タケヲ(ゲキバカ)

[ Data ]
日時 2013.2.8(金)〜11(月・祝)
2.8(金)19:00【初】
2.9(土)14:00 / 19:00
2.10(日)13:00 / 17:00
2.11(月・祝)13:00 / 17:00
料金 前売 3,500円 当日 3,800円[全席指定]
【初】=初日割引 2,500円 学生割引 2,500円(各種割引は劇団扱いのみ・枚数限定)
脚本・演出 柿ノ木タケヲ
出演 西川康太郎 石黒圭一郎 鈴木ハルニ 伊藤今人 中山貴裕 渡辺毅 海野デカ(以上ゲキバカ)
楠見薫 コロ 菊池祐太 野田裕貴(バナナ学園純情乙女組) セプテンバー酒井 立花裕介 野村侑志(オパンポン創造社) 谷野まりえ(劇団PEOPLE PURPLE) maechang(ブラック★タイツ) 中尾隆史(ブラック★タイツ)ほか
※おおせゆかがインフルエンザ羅患の為、降板することとなりました。 (2/4変更)
関連サイト ゲキバカ
[ Profile ]
ゲキバカ(劇団コーヒー牛乳改め)
1998年劇団コーヒー牛乳として旗揚げ、2009年ゲキバカとして改名する。脚本・演出家でもある柿ノ木タケヲの実体験と虚構の間を彷徨う泥臭い人間像を描く物語が特徴。俳優は男のみで構成され、ゲキバカメソッドにより鍛え上げられた身体性・演技力に定評がある。ゲキバカは演劇バカの意であるが、「芝居」・「ストレートプレイ」などで表される狭義の演劇の範囲のみならず、舞台芸術全般を指し示す広義の演劇を、エンターテイメント性を核として提供できる集団を志向している。
柿ノ木タケヲ 脚本・演出家
1975年生まれ。高校時代、演劇部に所属。脚本、1992年に出演した作品「ヘロヘロのホワホワ」は中部日本高等学校演劇大会で文部大臣奨励賞受賞。翌年行われた全国高校演劇大会では同作品にて優良賞受賞。日本大学芸術学部演劇学科に入学、アメリカンフットボール部に所属しつつ劇団「アンドエンドレス」で俳優として小劇場を中心に活動。1998年「劇団コーヒー牛乳」を結成。以降、同劇団の座付き作家、演出家として現在に至る。
「はじめて演劇を見た人に演劇を好きになってもらう」をモットーに創作活動し、歴史、SF、家族、コメディ、青春ものと多岐にわたる作品群を生み出している。演劇ワークショップ講師を務めるほか、テレビドラマ脚本も手掛けている。

[ Flyer ]
 

[ Script ]【台本一枚】