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cube presents「W~ダブル~」大阪公演レポート by 園木愛&山内優花

サンケイホールブリーゼに到着!

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 地下鉄の西梅田駅から徒歩3分。2008年冬にオープンしたタワービル「ブリーゼブリーゼ」。
 ビルに入って1階の吹き抜けには、とっても大きな「ブリちゃん」がいます。「ブリちゃん」は動くみたいなんですが、残念ながら遭遇できませんでした。
 さて、今日は7階の「サンケイホールブリーゼ」サンケイホールブリーゼで上演されるcube presents「W~ダブル~」を観させてもらいに来ました。
 エスカレーターを上がった7階のロビーから、ホールのロビー全体が真っ白で明るいと言うのが第一印象です。とってもきれいで、もうそこからアートな感じの空間でワクワクしています。
 場内に入ると、真っ黒で落ち着いた客席が広がります。お芝居を観て、観易いな~と思いました。



凄い!

Comment.png 場当たりを見学しました。
 場当たりというのは、役者さんやスタッフさんが舞台上で照明の位置やキッカケを確認するリハーサルです。劇場が変わると広さや空気感が違うとのことです。
 始まる直前まで楽しそうに笑っていた役者の皆さんが、「始めます」の一言で一気に役に入っていきました。切り替えが早くて、確認がとにかく多い。
 そんな皆さんを見て、目が点!
 凄いです。
 個人的には、ストレッチや発声法が皆さん違っていて、興味深々。



パンフレットに夢中。

IMG_0239.jpg  表紙が面白いデザインです。
 「W~ダブル~」がサスペンスコメディーということで、役者の皆さんお勧めのサスペンス映画が紹介されています。全部観たくなりました。
 チラシの写真にも使われている素敵な写真や、稽古風景もいっぱい!



本番を観て。

w.jpg  二転三転するストーリーの展開と、その結末にも本当に驚かされました。
 笑いとスリルがあり、話に吸い込まれていくような感覚。
 開演前にご挨拶した橋本さとしさんが、「入りこんでからが楽しい舞台」とおっしゃっていたのですが、実際に観劇してからその意味が良くわかりました。
 パンフレットで、役者の皆さんが演出のG2さんのことを「細かい演出をされる方」と表現されていたのですが、その細かい演出が、このサスペンスを、リアリティーのあるものに見せたのかな。
 素直に笑い、驚き、そして怯え、見事にWの世界に引き込まれました。




橋本さとしSPインタビュー by 園木愛、山内優花

「W~ダブル~」に主演されている橋本さとしさんに、インタビューをさせて頂きました!
昼公演と夜公演の間というお忙しい時間でしたので、少しだけでしたが、とても刺激的なインタビューになりました。


園木   (ご挨拶と舞台の話で盛り上がった後に)すみません、舞台の話題とは離れるんですが、大阪から東京に上京されるきっかけってなんだったんですか?

橋本   僕は元々当時大阪で活動していた劇団☆新感線というところに所属していたんだけど、その舞台を観てくださったプロデューサーが、「そろそろ東京に出てこないと出遅れてしまうぞ」と言って、28歳のときに「ROCK TO THE FUTURE」というロックミュージカルのメインキャストに抜擢してくれました。
大阪の一役者に過ぎなかった自分が、西城秀樹さんを始めとするスターのみなさんとの舞台の中にいきなりポンって立たされたのは、すごいプレッシャーだったんですが、たくさんいるライバルの中で成功する為には、このプレッシャーを乗り越えなければいけないと思っていて。
 だから、この舞台は本当に大きなきっかけでした。そして、その直後にもチャンスを頂いて・・・でも、それで僕は勘違いしてしまったんですね。この線路に乗って行けば最終駅まで辿り着けると。でも、それは僕の驕りでした。
 それで、せっかく東京に出てきたけれど・・・という状況になってしまったのですが、「ミス・サイゴン」のエンジニア役のオーディションに受かってから、ミュージカルのお仕事をたくさん頂けるようになって。それで今、こうして事務所の仲間とみんなで芝居をやれて、とても幸せですね。
 ところで、2人は舞台とか興味ないの?

山内   あります!

橋本   園木さんは、どっちかって言ったら映像作品?

園木   全く経験がないので・・・。

橋本   じゃあ、これからだね。でも、自分なりのビジョンは持っておいた方がいいよ。自分が舞台に立ちたいとか、はっきりした目標があれば、そこに向かって努力できるから。それに、うちは舞台でも映像でもバランス良く仕事ができる事務所で、きちんと話したらそうできるようにしてくれるから。努力は自分次第だけど。楽しみだね!

山内   はい。あの、それで今、上京されたことについてお伺いしていたのですが、現在大阪で役者さんを目指して頑張っている後輩にアドバイスを頂けないでしょうか。

橋本   役者にとって一番大事なことは何かと言ったら、自分が役者だといつも自覚しているかどうかだと思っています。僕も長い間大阪だったから、東京に出た方がいいんじゃないか?とか、不安はいつも感じていました。でも役者って、台本を貰って初めて役者って名乗れるんだよね。台本を貰ってない時期っていうのは、自称役者でしかなくて。役者は、「僕役者なんです!」って言ったら、なれる。だからこそ、難しくて。その中で生き残っていく為に何が大事かって言ったら、自信を持つこと。「絶対やるんだ!」って自分を信じる力を持たないと、途中で諦めたりとか不安に押しつぶされたりしてしまうから。その時、大阪での経験って絶対無駄じゃないから。役者にとっての教科書って何かって言ったら、生き方だからね。
 生きている上で自分が何を感じたか、そして、それを心の中にきちんとしまっておけるかどうか。それをいっぱいしまっておける人間が、一番強いと思うんです。大阪時代は貧乏だったけど、「僕ら金持ちじゃないけど、時間持ちだな」って言って、いろんな経験をして、思い出をいっぱい貯めていたから、いざ出番が来た時に、出せたと思うんです。今思うと、それが大事だったなって。だから焦る必要もないし、ご両親と喧嘩しても、恋愛しても、学校であった良いことも悪いことも、全部無駄にはならないから。教科書がない分、全部教科書にしたらいいと思うんです。って偉そうなこと言ってますね(笑)

園木   いえ、ありがとうございます!

山内   (笑)ありがとうございます。

橋本   こちらこそ、ありがとう。今度は舞台とかで一緒にできたらいいね。




橋本さとし
1966年、大阪府出身。89年、劇団☆新感線で俳優デビュー後、舞台を中心に映画・TVドラマ・声優と活動の場を広げる。舞台「W~ダブル~」ではリシャールとミシェルという対照的な2役を演じた。
10月からは「プロフェッショナル~仕事の流儀~」(NHK)のナレーション、連続ドラマ「秘密」(テレビ朝日系)と、2つのレギュラー番組が決定している。また、11月には長塚圭史演出の舞台「タンゴ」への出演、また、映画「ゴースト もう一度抱きしめたい」の公開が控えている。


レポートとインタビューを終えて


園木愛
 今回初めて舞台の裏側を見させて頂きましたが、ドキドキで緊張しまくりでした!
 この舞台、『サスペンスコメディ』と聞いていたのですが、台本を初めて読んだ時、「どこにコメディ要素があるんだろう?」と、疑問を持ちました。でも、実際の舞台を観劇してみると、役者さんのちょっとした動きや細かいセリフにコメディ要素が組み込まれていて、台本を読んだ時に自分が想像していた舞台と全く違った印象を受けたことが一番の驚きでした。
 橋本さとしさんとのインタビューが始まる前までは、先輩に対してインタビューをすることに緊張してしまっていて、伝えたいことがちゃんと伝えれるかとても不安でした。でも、橋本さんがすごく気さくで優しい方だったので、だんだん緊張がほぐれてきて、聞いてみたい質問をすることができました。橋本さんは、短い時間の中でも1つ1つ丁寧に答えて下さいました。その中でも特に印象に残っている言葉が『自分の夢を定めること』『自覚と自信が大事』と教えて頂きすごく勉強になったことです!先輩方に直接インタビューができる機会は貴重なので、すごく自分自身のためになり、いい経験になりました。




山内優花
 橋本さんは気さくに話しかけてくださったり、忙しい中でインタビューを受けて下さったり、とても優しい方だと思いました。そして、緊張していた私たちを笑わせて下さったりと、とてもやりやすいインタビューになりました。こういった経験はめったにできないことですが、経験させて頂いて、勉強になることばかりでした。ここからは、この経験をどれだけ自分のものにして生かすかなので、精一杯頑張りたいと思います。


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